ファミレスの一角に集い、ドリンクバーと山盛りポテトを囲む。
俺たちは何度、この時を繰り返すのか。
街は聖夜へむけて、祝祭の気配に包まれ始めている。
そんな中、異端の六芒星はある決断を下した。
カラオケでのクリスマス会だ。
ケーキを食べ、プレゼントを交換し騒ぎ尽くす宴。
それは、新たな試練の扉が開かれることを意味していた。
これは過去最大に危険なイベントだ。
俺にとってカラオケは未踏の領域だ。
俺の知る楽曲はアニメとVTuberのものばかり。
誤った選曲をすれば、場の温度は氷点下にまで急降下するだろう。
だが、逃げるつもりはない。
この宴を乗り越えた時、俺は新たな力を手にしているはずだ。
