過去の手記 魔術大全 火の召喚魔術

過去の手記

灰焔獄かいえんごく

ものこえとどかず、さけものにくがれる。
 さばきはあたえられず、終焉しゅうえんおとれぬ。
 黄泉よみ峡谷きょうこくただよほのおよ、ひつぎよりでよ。『灰焔獄かいえんごく』」

効果:死後の世界から灰色の焔を召喚する。この焔は肉体に傷を与えず、死に至らせることもない。しかし魂に直接苦痛を与え続け、対象は燃える感覚と激痛の中で永遠に身を焦がされる苦しみを味わう。焔は術者の意志によってのみ消去可能。

焔凰えんおう

はいよりよみがえるは不滅ふめつ鼓動こどう
 千年せんねん黄昏たそがれえ、あかつばさてんう。
 宿命しゅくめいそらこえげよ。『焔凰えんおう

効果:天空に巨大な鳳凰が出現し、魔術を焼く。術者は炎による攻撃を無効化し、鳳凰の鳴き声は恐怖心を打ち消す。

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