過去の手記 魔術大全 氷の召喚魔術

過去の手記

絶対零度ぜったいれいど

われ深淵しんえんよりでし零度れいど代弁者だいべんしゃ
 絶無ぜつむ氷晶核ひょうしょうかくよ、現世うつしよにて目覚めざめよ。
 ときよ、まれ。現在げんざい凍結とうけつし、未来みらいざせ。
 空間くうかんよ、ゆがめ。天地てんち境界きょうかい意味いみうしない、れい領域りょういきへと収束しゅうそくする。
 意識いしきよ、しずめ。精神せいしんこおらせ、思考しこうふうじ、ねむりへいざなえ。
 いま零下れいか支配しはいにより三理さんり凍結とうけつし、終焉しゅうえんきざまん、『絶対零度ぜったいれいど

効果:術者の詠唱完了とともに、周囲に絶対零度の事象が召喚される。その中では「時間」は進まず、「空間」は固定され、「意識」は完全に封鎖される。対象は動くことも考えることもできない氷の棺に閉じ込められ、半永久的に停止状態に置かれる。

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