過去の手記 魔術大全 光の補助魔術

過去の手記

光華こうか

五指ごし円環えんかんえがき、けた円環えんかんつなぐは、天上てんじょうよりこぼれし祝福しゅくふく
 ひかりみゃくながれ、鼓動こどういのりとす。
 ちたに、いのち息吹いぶきを。『光華こうか』」

効果:五指で対象に触れ、詠唱を行うと淡い金色の光が流れ込み、傷を癒やす。

燦光さんこう

あかつきよりまれし純光じゅんこうよ、せんかげはらわれみちび灯火ともしびとなれ。『燦光さんこう』」

効果:光の玉を生成し、広範囲に穏やかな光を放ち視界を確保する。

転甦華てんこうか

命脈めいみゃくえしものよ、こえこたえよ
 ほねを、ねつを、揺蕩たゆたうたましいを。
 たれしえんむすび、うつろなるうつわもどさん。
 くらふちよりがり、此岸しがんかえれ。『転甦華てんこうか

効果:詠唱後に死亡状態の対象に触れることで、蘇生を試みる高位魔術。成功すれば対象は意識を取り戻し、肉体の損傷もある程度回復する。

浄穢清流じょうえせいりゅう

けがれしものに安寧あんねいを。つみしたたりてこぼつ。
 せんいのりよ、いま一筋ひとすじながれとなれ。『浄穢清流』」

効果:対象の身体や魂に巣食う穢れを光の奔流で洗い流す。呪いや毒、邪気を打ち消す効果を持ち、霊的存在も浄化する。

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